(2021-08-23 初稿 - 2021-08-24 追記)
はじめに
最近、荒らしてあった山の畑を家庭菜園として整備して、楽しんでいる。目標は、山の畑で収穫した野菜を、バーベキュー等で楽しく食べること。
さて、畑の土の良し悪しをミミズが多いか少ないかで語られることがある。確かにミミズがたくさんいる土は、柔らかく空気を多く含み、団粒構造が発達して良い土であるような気がする。
理想は、自分が畑を耕さなくとも、勝手に良い土になること。だから、ミミズを飼って少しでも楽をしようと考えた。
ミミズの飼育方法をネットで調べると、どうもミミズには種類があり、飼いやすいミミズと飼いにくいものがあるらしい。
飼いやすいミミズはシマミミズで、通常畑の土の中から出てくるのはフトミミズと言うらしい。
さらに、シマミミズは飼いやすいために釣りのエサとして販売され、主に地表面に生息し、落ち葉や枯れ草等の腐植を食べているようだ。この性質から、生ごみ処理のコンポストとして活用されている方も多い。
ということがわかったので、作戦変更。
土の中に居るフトミミズは、今後もそのまま畑で活躍してもらい、飼いやすいシマミミズに枯れ草や葉、家庭の生ごみ等を食べさせて処理した上で、出来上がった上質な腐葉土を畑に投入する作戦だ。
さらに筆者は、釣りもやるので、殖えたミミズの一部は釣りエサにしようと言う一石二鳥ならぬ三鳥を狙うことにした。
【ミミズを飼うメリット】
まずは、小規模で飼育し、成功したら徐々に規模を拡大して行こう。
準備するもの
ネットで調べて、最も小規模なものは、洗濯ネットに飼う方法だったので、筆者も真似をすることに。
以下の物を購入するために百円均一へGO。
- 洗濯ネット
- 薄型のトレイ
- 穴の空いたかご
- ハンドスプレー(後に不要)⇒ 小さなジョロに変更
その他、百円均一ではないが準備するもの
- 釣りエサ用ミミズ
- 畑の土
- 腐葉土
- 新聞紙
飼育方法
- 購入したトレイの上に、穴のあいたカゴを置き、カゴの中に洗濯ネットを入れる
- 洗濯ネットに畑の土を入れる
- 畑の土の上に、腐葉土を入れる
- 1と2を再度繰り返し、購入したミミズを入れる
- 腐葉土の上に、短冊状に切った新聞紙を入れる
- ジョロ等で十分に水を掛ける
今年の8月は異常なほどに雨が多かったので、最初はハンドスプレーで水を掛けていたが、思ったよりも乾きが早く、ジョロで水を掛けるように変更した。
なお、トレイに貯まる水は液肥として利用できるらしい。また、トレイに直接洗濯ネットを置かない理由は、空間を確保し常に濡れている状態を防ぐ目的である。
上に置く新聞紙は、ミミズの隠れ家やエサにもなるが、土の乾き具合を知るために重要な働きをしてくれる。
8月16日に飼い始めたミミズであるが、8月24日現在元気に動いている。
また、もう少し安定したら、コーヒー粕や野菜等を入れてコンポストとしての機能も試してみるつもりである。
なお、ミミズは体重の半分から同じ重さくらいのエサを食べるとのことなので、飼育しているミミズの量を考慮して、エサを与えると良いとのこと。
おわりに
まだ、飼い始めたばかりであるが、秋には卵を生むらしいので、数が殖えることを楽しみにしている。
また、何かわかったら追記する。